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R.シュトラウス 『家庭交響曲』。
まず何と言っても名前がダサい。直訳。売る気なし?無欲すぎ。
実際、彼の管弦楽作品の中でかなりマイナー。
音の響きとしては当時の流行の音楽を取り入れているように思える。
しかし、それがあだになって、今となっては戦前の古い映画のBGMを
聴いてる感じに聴こえる。
しかたないか、で聴き始めてもなんだかぼんやりした序奏。
BGM的に聞き流すか…となる。
家庭内の情景なので、子供が寝静まった後にセックスをする描写が
あったりする。あーもー仕方ない奴らめ。
と、たいてい仕方なく聴いてる感じなのだが。
曲の終盤になると、いつの間にか聴き手に感情の変化が起こる。
老境で人生を振り返った一人の男が抱く「精一杯生きた、悔いなし!」
という満足感がひしひしと伝わってきて、
ついさっきまで馬鹿にしていたこの曲でなぜか涙が流れたりする。
カラヤン指揮ベルリンフィルの熱血ライブ録音、恐るべし。
この曲はこの組み合わせでないといけない(独断)。
冷静なことが多いはずのベルリンの聴衆が、
この演奏では終わった瞬間絶叫している。気持ちはわかる。
https://www.youtube.com/watch?v=PahLsLHkigc
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