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先日ブックオフに行ったらブレイディみかこ「ザ・レフト──UK左翼セレブ列伝」という本があった。
購入してまだ読んでいないのだが「左翼セレブ」という単語に惹かれた。
左翼が求心力を失うと右傾化だと騒ぎ立てるのがいるが、そもそも左翼とはなんだろうか。
私のイメージではどちらかというとブルーカラー寄り、プロレタリアートという感じなので、
「左翼」「セレブ」というのは面白い取り合わせだと思った。
閑話休題、左翼的活動の主軸は現在,、労働者の貧困対策というよりもグローバリゼーションであるとか、
多様性(ダイバーシティ)の尊重、環境活動の方面にあると思う。
即ち自ら労働者の支持を捨てて、セレブリティ向けの課題を取り上げているように思う。
無論その背後で様々な力が働いていることは想像に難くないが、ひとまずそれは措く。
つまり労働者や貧困者への救済という思想から離れ、
どちらかというと人間存在や哲学のようないわば実生活に余裕のある層に向けた、
そういった活動が目立っているように思う。
※文字数制限の為、分割する。
>>1です。
「ザ・レフト──UK左翼セレブ列伝」を読み進めているところですが、簡単にどういった本であるかを書きます。
著者のブレイディみかこという人はもしかすると2019年に上梓された「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」が話題になったことでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。(私は未読ですが。)
本書はその5年前、2014年に刊行されたものになります。
著者のスタンスとして、まず自分はポリティカルな作家ではなくゴシップ記者だということがしばしば語られます。
つまり本書は政治系記者が書いたものではなく、あくまでセレブリティの動向を捉えたものとして読むと分かりやすそうです。
当人の政治的スタンスとしては左派であることはまず間違いなさそうですが、ここに少し日本で言う「左派」とイギリスにおける「左派」には違いがあります。
日本では社会主義や共産主義を標榜する立場を「左派」としますが、本書を読む限りイギリスの左派というものは反政府、反主流という立場と言った感じです。
例えばスコットランド独立賛成派はミクロな、ドメスティックな右翼ですが、彼らは反主流という意味で左派に属するもののようです。
この辺りの差異を頭に入れておくと読みやすそうです。
画像のアップローダーはImgurなどが比較的おすすめです。
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