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49. 名無しのおっちゃん

2023年08月31日 18時13分 ID:c21484182b (1/1) ID抽出 返信

「おくのほそ道」
松尾芭蕉(1644-1694)による紀行文と俳諧を織り交ぜた書物。刊行されたのは死後8年経った1702年。江戸を出発し、東北地方を巡る部分は非常に有名だが、後半は北陸地方を西に渡り、近江(現在の滋賀県)を経て美濃(現在の岐阜県)大垣を出発するところで擱筆となっている。その後芭蕉は伊勢を巡り、京に入っている。

「折たく柴の記」
新井白石(1657-1725)による随筆。『折焚柴の記』とも。白石は徳川家宣の侍講として仕え、正徳の治と呼ばれる文治政治を主導した。自身の半生や幕臣としての政治や家宣、家継の政治についてが書かれている。

「宇下人言(うげのひとこと)」
松平定信(1759-1829)による回顧録。『宇下』は『定』の字、『人言』は『信』の字を分解したものとされる。『宇下人言』自体は『宇下の人の言』とでも書き下そうか。『宇』は大きな屋根や天(空)を指すので、大きな屋根と解釈すれば『宇下の人』とは『将軍の家臣』ぐらいの意味であるし、天と解釈すれば『遍く空の下の人』でありつまりは『ただの人』ぐらいの意味になる。楽翁と号した定信であれば恐らく後者の意味だろうと個人的には考える。自らの学問や思想、自身が携わった寛政の改革について詳述している。


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