
翌日 (10月7日) は8:45AMからクリニックで各種手続きや面談、正午から病院で健康診断の予定だった。
(ホテル/クリニック/病院の詳細は >>53 >>54 >>55 を見てくれ)
送迎のスタッフさんは「明日、8:30AMにホテルのロビーに別のスタッフが迎えに来るからよろしく、バイバイ」と言い残して去って行った。
部屋に入って少し荷物を整理してから、じゃあ晩ご飯を食べに行こう、ってなったんだけど、ここで問題が。
ホテルの周りに飯を喰えそうなところがぜんぜんないんである。
いや、屋台みたいなお店はたくさんあるんだけど、食材の周囲に虫が飛んでたりとかで、こう言っちゃなんだがあまり清潔ではなさそうな感じだった。
普通の旅であれば旅先の食文化をある程度はリスペクトすべきだと思うし、お腹を壊したとしてもそれはそれで貴重な旅の経験だとは思うけど、Aさんは翌日に健康診断を控えていて、結果次第では年単位で計画・準備をしてタイまで来たのにオペを受けられないかもしれないってことを考えたら、屋台にチャレンジではなく、無難なものを探し出して食べたかった。
30分以上ホテルの周りをうろついた挙句、最終的には清潔そうなピザ屋を見つけてそこで晩ご飯を食べた。
https://goo.gl/maps/dCr5UER2dXVJjYVw6
健康診断の前日にピザもどうかと思うがw
このときはそれが最良の選択肢に思えたんだw
後から言えることだが、クリニックやホテルのあるチョンブリに到着した初日の晩ご飯の正解はずばり、
セントラルプラザっていうショッピングモールに行くことである。
https://goo.gl/maps/Av2HebJNo1xex7NB9
ここの3階だか4階がレストラン街になっていて、日本食も含め豊富なラインナップから選べる。やよい軒もあるぞw
(あまりタイっぽくはないけど)
ホテルからの移動手段はGrabっていう緑色のアイコンの配車アプリを使おう。
初日に限らず、付き添いの人は自分のホテルと病院との間の移動でGrabをヘビーに使うことになるので、
タイに限らずベトナムとかフィリピンとか、東南アジアを旅行する機会があればこのアプリを使ってあらかじめ慣れておくといいかも
一夜明けて10月7日。
8:30AMにクリニックのスタッフさんが迎えに来てくれるので、ホテルのロビーで待つ。
待っている間、Aさんは部屋のベッドの寝心地についてと、ホテルのスタッフの人たちのスカートが短くて素晴らしい、みたいなことを語っていた。
迎えに来てくれたスタッフさんはオーストラリア出身のトランス女性だった。
確か、スポーンでのオペの経験者、みたいなことを言ってたかな?
Aさんともう1人、おそらく欧米の方だと思われる患者さんと一緒に徒歩でクリニックへ向かう。
クリニックに着くと飲み物を出してくれて、
Aさんにはブーケと、ダイレーターのセットが渡された。
(ダイレーターは手術の1週間後から使い始めるので、その話をする際に詳細を説明する)
クリニックにはタイ滞在中、何度か訪問したんだけど、日当たりがよく、座り心地のいいソファーがあって、手術をこれから受ける人・もう受けた人・1年前に受けていて再手術に来た人などが談笑していた。
ちなみに、同時期にオペを受けたトランス女性たちのことを仲間意識を込めてシスターって呼ぶんだけど、これってスポーンだけの文化なのかな?
まずはいろいろな書類を読み合わせしながら質問票を記入したりサインしたり。
難しい単語が多くて少し焦ったけど (精通はいつだったか? とか、そんな感じの質問項目が多かった) 、理解しないでサインするのも怖かったので、解らないところはスマホの辞書で調べさせてくれ、と言って待ってもらいながら読み切った。
書類に回答するのを手伝う際、Aさんの病歴だとか性的指向といったプライベートなことを図らずも知ることになってしまい、ここは予想外というか覚悟が足りていなかったなーと反省した。
あとは、この後の精神科医との面談で使うためにお題に沿って絵を描いたり、日本から持参した書類 ( >>82 で説明した専門医からの紹介状) を提出したり、現金で持ってきていた手術費用の残額の支払いを済ませたりした。
手術への同意に本人以外のサインも必要で、当方がサインしたんだけど謎に誇らしい気持ちになった。
(同伴者がいない場合はクリニックのスタッフがサインしてくれるのでそこは安心してくれ)
Aさんが執刀医の先生 (ドクター・スポーンの後継者と思われるバンク先生という人) に呼ばれて、チソコの状態を確認。状態がよかったのか充分な大きさだったのか分からないが、バンク先生はしきりに「ユー・アー・ラッキー・ガール!」と言っていたらしい。
チソコの確認後、当方もバンク先生に呼ばれてAさんと一緒にスポーンテクニックの凄さについての説明を受ける。生まれながらの女性のマソコとスポーンテクニックによるマソコの比較写真をパワポで大量に見せてもらったんだけど、当方、真面目な雰囲気で笑いそうになる症状がある上に、よりによって先生のPCが説明の途中でWindows Updateで再起動がかかったのが妙にツボに入ってしまい、吹き出さないようにこらえるのが大変だった。
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