NEOGEO豆知識2

NEOGEOは弾幕シューティングが作りにくい
NEOGEOは画面に処理限界を超えるスプライトが表示されたときに
処理落ちをして遅くなるのではなく全てのスプライトが消えてしまう

そのため怒首領蜂のような弾幕シューティングを作ろうとすると、画面内の全てのスプライト数が処理限界以内に収まるようにしないとならない
自機、敵機、自弾、敵弾は全てスプライトで処理されるため
この合計値を処理限界以内に収めるのは大変難しい
なにせ敵は次から次へと出てくるのだし、出てきたら弾を撃つからね

さらに困ったことに、表示が消えるのはスプライトのみで当たり判定は残っている場合がある
すると背景以外は全部消えてるのに敵弾が自分に当たった処理だけは正常に行われてしまう
これではゲームにならない

なのでNEOGEOのシューティングは、少ない弾が高速で飛んでくるソニックウィングスのような形式にせざるを得なかった
末期に出たブレイジングスターでは弾幕をボス限定として画面内のスプライト数を制御しやすくする事で
弾幕シューっぽい演出を行っている