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91. 名無しのおっちゃん#geaRHa8oyQ26w

2021年12月21日 23時42分 ID:2b704d8a63 (7/8) ID抽出 返信

ホテルへ向かう道中は、やたらと雨が強かったのを覚えている。

車の中ではAさんはしきりに「タイに着いたことも、これから手術を受けることもまだぜんぜん実感がわかない」と言っていた。

スタッフの方は猫が好きらしく、それをきっかけに車中でAさんがペットの思い出話をしてくれた。
実家で飼っていた犬が、ある日、実家に帰った際にそのしばらく前に亡くなったことを聞かされたらしい。
亡くなりそうな、あるいは亡くなった時点ではAさんのご両親は連絡をくれなかったとのことで、
犬が亡くなった悲しさだけでなく、連絡をもらえなかった切なさを語ってくれた。


176. 名無しのおっちゃん#geaRHa8oyQ26w

2022年01月07日 00時30分 ID:e3c5e3ba58 (2/4) ID抽出 返信

でも、電話した20分後くらい? だったと思うけど、8:50AMごろにクリニックのスタッフが部屋に来てくれた。当方は、なにを頼まれたのか忘れたけど買い物に出かけていて、Aさんからの「スタッフが来てくれたから戻ってきて」という電話で部屋に戻ると、 >>91>>127 に登場した猫好きスタッフがAさんの手を握りながら励ましていた

こういうときは女同士で通じ合えるなにか、が心強いと感じた

猫好きスタッフさんはどこかに電話でテキパキと連絡し、その日の午後にバンク先生 (Aさんの性別適合手術の執刀医。 >>103 参照) がAさんの額の傷を診てくれる手筈を整えてくれた

Aさんは安心し、次第に元気を取り戻しているように見えた

午後、スポーンクリニックでバンク先生がAさんの額の傷を縫ってくれた
当方はクリニックのロビーでそれを待っている間、Aさんのマソコを作ったバンク先生の右手がAさんの額をも縫ってくれることになんとも言えない感動を覚えていた
* バンク先生が右利きかどうかは知らない

この処置についてクリニックから追加の請求はなかった。

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