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27. 名無しのおっちゃん

2023年08月12日 12時14分 ID:b4fb59438d (1/1) ID抽出 返信

「ノアの方舟」
旧約聖書に登場する伝説。地上の人々の堕落を見かねた神が洪水を起こして生物を滅ぼすとノアに告げ、ノアはその洪水に耐え得る船を作り、妻と3人の子、及びその妻と全ての動物のつがいを乗せた。40日40夜の洪水が起こり、その後150日も水は勢いを失わなかったという。この時ノアは500~600歳とされる。

「アルゴー号の大航海」
『コルキスの金羊毛』を求めて旅に出た英雄たちの伝説。翼を持つ金色の羊の毛皮であり、眠らないドラゴンに守られていたという。王位継承の為の条件として提示され、イアソンは50人の勇士と共に出発する。オルフェウスやヘラクレスなども登場する。彼らを『アルゴノーツ(アルゴナウタイ=アルゴーの船員)』と呼ぶ。

「聖ブレンダンの航海」
ケルト系キリスト教の聖者ブレンダンが行ったとされる楽園探索の航海。ケルトの伝承である『ブランの航海』と多くの共通点があり、ケルトの信仰がキリスト教と習合する際に成立していったと考えられる。ブランの航海では女だけの島が登場し、27名の船員それぞれに騎士の姿をした美女と寝床が宛がわれるというような話も存在する。


51. 名無しのおっちゃん

2023年09月02日 10時14分 ID:efeabdeb59 (1/2) ID抽出 返信

「セントエルモの火」
洋上で悪天候に見舞われた船の船首やマストの先端が青白く発光する現象。現代では『檣頭電光』と呼ばれる。檣頭とはマストの先端のこと。様々な書物に登場し、古くから知られていた現象でもある。>>27にある『アルゴー号の大航海』にも記述があり、また進化論のダーウィンもこの現象に遭遇したことを書簡に綴っている。セントエルモは船乗りの守り神とされる聖人の名前。

「カルネアデスの板」
難破した船から投げ出された男が浮いている板切れを見つけてしがみつく。そこにもう一人の男がやってくるが、二人が掴まれば板は沈んでしまうと考えた男は後からやってきた男を突き飛ばして沈めてしまう。結局助かった男は裁判にかけられたが罪を問われることはなかった、という寓話。現代でも『緊急避難』の例として引用されることがある。カルネアデスは紀元前2世紀のギリシア人で、外交使節としてローマを訪れた際に『正義とは何か』を問いかける目的でこの話をしたとされる人物。

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