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おれが読んだ本の感想を淡々と流すスレ

2023年10月08日
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10. おれ

2023年10月11日 00時35分 ID:5617caa315 (1/3) ID抽出 返信

『「ぴえん」という病』 佐々木チワワ 扶桑社新書

歌舞伎町の若者(もっと広く言うならZ世代)をテーマにした社会学系統の本です。
最近話題のトー横キッズから推し活そして歌舞伎町における価値の問題まで。
私が面白いと感じたのは第六章の「まなざし」と「sns洗脳」という箇所であり、
見田宗介さんの理論を下敷きに今の若者たちの価値観をあぶり出しています。
曰く都会のアイデンティティにあわせるためには抽象的な価値観に囚われざるを得ないが そうした場合 記号によっての自己表現であり 本来の自己表現から乖離するという矛盾が生じるというものだ
ここから歌舞伎町特有の価値観に飲まれてしまう若者が続々と出現するのだそうだ。

11. おれ

2023年10月11日 00時38分 ID:5617caa315 (2/3) ID抽出 返信

『君たちはどう働くか』
今野晴貴著 皓星社

NPO法人POSSEの代表の今野さん
が中高生にも読めるように書いた 
「労働」に関する本です
なぜ働くのか?、働くためのルールについて、アルバイトについて、働く前に何を考えればいいのかなどが書いてあります
印象的だった箇所はなぜ働くのかに関して明確に答えを出しているところです
答えは聞いてみれば単純ですが、だからこそ色々な問題も噴出するんだなと思わせられます
ちなみにブラック企業に入ってしまった場合の対処法も簡単にではありますが書いてますので是非 参考になさってください
企業に関しては超絶ホワイトではありませんがグレーである そんな社会が 一番成熟してるのかもしれません

12. おれ

2023年10月11日 22時35分 ID:5617caa315 (3/3) ID抽出 返信

『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐに勉強したくなる究極の勉強法』

著者 パク・ソンヒョク
訳 吉川南
ダイヤモンド社 2022年

15歳の秋頃まで、「ハイレベルのサボリ」をしていた著者が書いた有体にいえば自己啓発本である。
この本の主張は至ってシンプルであり、なぜ勉強するのかが分かれば、どうやって勉強するのかがわかる。勉強は心から始まるというもので、そのための著者の経歴とどのように勉強していけばいいのかを書いている。

私が面白いなと思ったところは、最後の章の「あなた以上にあなたの人生を愛してくれる人」というところである。
この章では、いわゆる親に関してかかれており、親がどういうふうにあなたを思っているのかという方面から勉強に関して書いてある。是非とも最後のサブタイトルである「小言の後の「……」に込められた本当の意味」だけでも呼んでもらいたい。

この本は上記の通りいわゆる自己啓発本だが、一般的なものと違う点はおそらく本当に「勉強」その一点のみに関して書いてあるということだろう。

この本に書いてある通り「学ぶ意欲がなければいくら教え上手な先生でも役立たずだ!」
この本の存在意義を否定しかねない危ない発言ですね……

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