>>207
不細工どころか、けっこう可愛い女の子でした。
クラスに女の子が20人いると、4、5番手という感じ。

ただ、カオル子との破局を招いた張本人ということもあって（私の自業自得でもあるんですが）、顔を見るのも嫌だった。
それに、マヒロを見ると、どうしてもカオル子のことを思い出して胸が苦しくなります。

嫌悪感と憎悪が先だって、付き合おうなんて気は、微塵も起きませんでした。

ちなみに、先だって書いておきますが、私は冬場になると（ことに1月から2月にかけて）、気分がダウンします。いわゆる冬季ウツのような症状で、冬ごもりする動物のように行動も抑制的になります。

その代わり、桜が咲くころになると、気分がアップして行動的になります。
饒舌になるし、頭の回転も速くなる（自分比）。
また女性に対しても積極的になる。
ちょっと軽い躁状態なっていましたね。

だからたいてい、女の子を口説くのは春から秋にかけてに集中していました。
まあ、冬場でも来る者拒まずで、やんちゃはしていましたが。

さて、素人童貞卒業の話に戻ります。

レイコは挨拶の菓子折りを貰ったこともあって、気軽に銭湯の場所を教えてくれました。
「自分もちょうど行こうと思ってたので、良かったらこれから案内しますよ」
そんなわけで、ふたり揃って銭湯に行き、帰りの時間を決めて待ち合わせることに。

帰り道、洗い髪のレイコは化粧を落としたせいか、年齢よりちょっと若く見えました。
しかし、年相応の色気があって、トレーナーの胸ははち切れんばかりに盛り上がっています。
ひと気のない電柱の側で、私はオスの本能で（というか大した考えもなく）、彼女にキスしていました。
彼女は驚いて咄嗟に身動きできず（と後で本人が言ってました）、「うっ」と呻き声を出したあと、されるままになっていました。

あとで聞くと、彼女にとってそれがファーストキス。それまで男性と付き合ったことはなく、どうしていいか分からなかったそうです。
閉じた歯をこじ開けるように舌を入れると、彼女はそれでも抵抗を見せません。
調子に乗った私は、彼女のジーパンの股に脚を入れ、秘部のあたりを刺激しました。
今度は少し、身を捩って逃れようとしましたが、私はおかまいなしに責めます。

そのとき私が何を考えていたのか。
ひと言でいえば、やけっぱちだでした。
拒絶されても、どってことない。
そう思っていました。

会ったばかりで、好きでもなんでもありませんから、単に性欲と興味だけでした。

>>211
確かに（苦笑）。

狙って落としに行くときは、時間をかけて計画的に口説いていました。
が、好きでもない子のときは即断即決が多かった。もちろん、相手が拒まないかぎり、ですが。

キスが終わったあと、恥ずかし気に俯くレイコと手を繋ぎ、私は途中の自販機でビールを買いました。
アパートへ帰ると自然な流れで彼女の部屋へ。最低限の家具や電化製品しかなく、さっぱりした部屋でしたね。
それから、ふたりで今更の自己紹介めいた話をしながら、ビールを飲みました。

レイコは服飾関係の専門学校を出て、アパレル会社に就職したばかりということでした。地方出身で一人っ子。

缶ビールを１缶開けたころには、酒に強くない彼女の頬は、真っ赤になっていました。
私は顔近づけ、彼女の唇を捉えディープキス。
キスには自信があったので、自分が知る限りのテクニックを尽くしました。
彼女の息が荒くなったところで、押し倒し、胸を揉みました。

レイコはまったく抵抗せず、されるままになってました。

欲望のままに、彼女のジーパンを脱がします。
そのまま、パンティも剥ぎ取りました。
初めて見る大人の女性の陰毛は（ソープ嬢のことは記憶に封印してましたし、実際まったく覚えていません）いま思うと、結構な剛毛でした。

カオル子にはあんなにじっくりペッティングしたのに、憧れの女性器が目の前にあったのに、どうしたわけか私は、おまんまんに触りもせず、行為に及ぼうとしました。
ズボンとパンツを脱ぐのももどかしく、挿入しようとしたのです。

ところが全然、入らない。
ほとんど濡れてなかったんですね（2回目からは、すごく濡れたんですが）。
無理やり、きしむように挿入しましたが、途中でまた進路を塞がれます。
そう、処女膜でした。
「痛い。痛い。痛い」
彼女は首を左右に振って訴えます。

ここで止めた方があとが面倒だ。
そう思った私は、腰に力を入れ、処女膜を貫通させました。

彼女はしきりに痛みを訴えていましたが、痛いのは私も同様でした。
まったくと言っていいほど女性器が潤っていないので、腰を振っても全然気持ち良くない。

痛みに耐え兼ね、私は途中でギブアップしました。
彼女の秘部に目をやると、太もものあたりに血が流れていました。

なんだ、セックスってこんかもんか。
あんまりいいもんじゃないな。

ソープでの初体験と同じような感慨を抱いたことを、覚えています。

しかし、2回目からは、どんどん気持ち良くなりました。

翌日、ふたりしてまた銭湯に行き、彼女の部屋へ上がりました。
あまりいい経験じゃなかったレイコとの初体験でしたが、やりたい盛りですからやはり、女性に対する興味はつきません。
何と言うか、レイコは私が初めての男ということもあって、すっかり身を委ねていました。

その日は、前日の失敗を教訓に、たっぷり愛撫しました。
首筋や耳に舌を這わせ、乳首を舌で転がし、クリトリスを優しく指で愛撫しました。
昨日が信じられないくらい、彼女の秘部はぐっしょり濡れています。
レイコのクリトリスはそれとわかるほどコリコリ尖り、瞬く間に固くなりました。

ペッティングの間、彼女の喘ぎは止まりませんでした。それどころか、声は大きくなる一方で、外の廊下に聞こえるのではないかと心配したほどです。

あんあん喘ぐレイコに勃起を握らせ、私の手を被せて擦り方を教えます。
彼女は最初、恐る恐る触っていましたが、そのうちコツをつかみ、強弱をつけて愛撫するようになりました。
女の手の方がやはり、自分の手より気持ちよかったですね。

私がギンギンに勃起し、レイコがたっぷり濡れたところで、彼女の股を割り、正常位の体勢で挿入しました。

昨日が嘘のように、勃起はスムーズに彼女の膣口を潜ります。濡れそぼった膣は、そのまま奥まで勃起を呑み込みました。

新鉢だけあって、すごく締まります。
得も言われぬ心地よさで、鬼頭のあたりに早くも甘い快感が走ります。
レイコの膣は温かく襞がうねるようで、ああこれがおまんこなんだ、と改めて実感しました。

抜き差ししているうち、たちまち射精感が込み上げ、あっという間に逝きそうになります。
慌てて私は勃起を抜きました。
レイコのお腹に思いっきり射精します。
精液はおっぱいまで飛び、彼女の乳首を濡らしました。

膣外射精の知識はあり、中田氏は絶対まずい、それだけは意識していましたね。

それからは盛りのついた犬みたいに、毎日のように情交を繰り返しました。
彼女は3回目あたりで逝くことを覚え、そのうち私の射精に合わせて絶頂に達するようになりました。

私が「もう出そう。一緒に逝こう」と促すと、レイコは「待って。あたしも逝きそう。一緒に逝きたい！」と切なそうに喘ぎ声を上げます。
私の「あっ、出る！」と彼女の「あああああ、逝っく！」がほとんど同時。




キーボードを叩くのにちょっと疲れました。
今日はこの辺で終わりにします。