結婚相手として狙った女は逃がしやすく
全然求めてない相手との結婚をしがちである

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物欲と獣欲との結婚

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結びの神
年寄りは爵位など持っていても
金がなければ若くて美しい女との結婚などできない

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見合い結婚
一生に一度の結婚は、完全に人任せではないにしても相手を釣書程度しか見ないのに
季節ごとの新しい服は念入りに選ぶのでいつまでたっても決まらない

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美人かせむし（くる病＝ビタミンD欠乏による背骨の湾曲異常障害）か
視覚に頼ると見誤る

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最初は亭主関白を気取っていても
子が生まれると妻は夫より子を大切にするので
子供が増えるに連れてだんだん亭主関白を許容してくれなくなり
最終的には子供のおしめの変えもやらされるようになる

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薄若葉色に紅差して滴るばかりつやつやしき林檎
こりゃ甘（うま）かろうと割ってみれば遠（とお）の昔に虫がついてる

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やれやれ将来が案じられる女子の跳躍
※昔はバーの斜めから走って背面で跳ぶのは一般的でなく、バーの正面から走ってこのように飛ぶのが普通だった

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学生にヌードを描かせても平気なモデルが
覗き男に恥ずかしがる

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学校での家政学の先生
「近頃の女子は夫を軽視し家事経済をおろそかにしています」

家での先生
「少し外へ行ってよ、うるさくて調べものができないわ」

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婦人参政権を要求する婦人と
要求せぬ婦人

服装や顔から
生活が安定して男性から大切にされる女は現状の変更を望まず
貧乏なブサイクは政治活動をしようとするという意味が読み取れる

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ハイカラになるためには高額の納税が必要

朝は4時間の時間の納税
毒薬でも構わずに飲む肉体の納税
ダイヤモンドの指輪など身分不相応な金の納税
大事なハイカラ道具が紛失して涙の納税

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面白いので続けて欲しい。
残念ながら風刺画は持ち合わせていないので、蛇足ながら恐らく同時代のものであろう警句を一つ。

・すべての女子は福（さいわ）ひ也、男子よりも福ひ也。いかならん時にもわが生みの児を、わが生みの児なりと断じ得べしとは、疾く西人の言へることとぞ。さらば世の数々の伝記に就（つい）て、稍信を措くに足るべきは、母の名のみ。

訳）「女性は幸せだ。男性よりも。どんな時だって自分が生んだ子は自分が生んだと断言できる。」とは昔から西洋人が言っていたことらしい。となれば数々の伝記について、まぁ信ずるに足るのは母親の名前ぐらいだ。

つまり托卵というのは昔からあったし、世間の話題にもなっていたというわけ。
では続きも楽しみにしています。

>>6
亭主だんだんちっこくなってて草（泣）

>>11
今でも美人は保守に、不細工は革新にという説がある
もちろん例外はある、少なくとも表向きは

令嬢が悪漢にさらわれた
そこへ悪漢から助けてくれた男が！

令嬢は美丈夫に違いないと想像しぜひ会ってみたい
もしかしたら互いに恋に落ちて結婚も、、、と妄想するも

実際に来てみたらハゲたおじさんで悲観してしまう

https://i.imgur.com/miPdyhU.jpeg

不健全な社会1ページ目
右は真面目に勉学に励む女学生たま子
左は遊女のおまめ

たま子はおまめをからかうので
おまめは学校に行くのをやめてしまった

https://i.imgur.com/QjIPSrR.jpeg

不健全な社会2ページ目
たま子は一生懸命に働き、長官より判任官（官吏の一番下で嘱託などの業務管理をする）に任じられる
おまめ（おころに改名）は芸者として艶やかに成長し長官の新しい妻となる

たま子が新婚の挨拶に長官宅へ行くと
自分が昔からかったおまめが長官婦人となっている

女は勉強よりも外見を磨いていい男を探したほうが社会的地位が高くなるという話

https://i.imgur.com/YuUWHFf.jpeg

>>13
ありがとう
これは楽天全集という
昭和5年ころに発行された明治大正昭和初期の風刺画や漫画をまとめた本に載っているものです。
現在と男女の価値観があまり変わってないのが、いつも時代も同じような感覚なんだなと思えていいですね。

年を取って化けるのは猫ばかりではなく
感情の満足を得ない老嬢はやがて悪魔となる

周辺の家具のセリフから
ある男に振られたか音信不通となって
そのまま結婚せず時間がたった女に見える

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三角関係に悩む女性

恋する美男は貧乏
醜男は富と権勢がある
爵位を持つと傲慢
などの三角関係に悩む女性

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日曜日はお母さんの安息日ではないそうじゃ

https://i.imgur.com/XNt05tN.jpeg

若夫婦が旅行をして宿帳に記入する
夫「お前の職業はどうしようか、妻は職業じゃないし、家庭主宰業だろうか」
妻「職業は天職として頂戴な」

https://i.imgur.com/hNXVHdG.jpeg

>>19
記載してある「職業婦人」などの文言から調べてみたけれど、
何の本かはわからなかったので助かります、ありがとう。
ちょうど自分も宮武外骨の滑稽漫画館や面白半分など、
当時の世相を描いた本を何冊か買ったところでした。
今も昔も、男女の価値観はもちろん、
人の考えることは余り変わっていないというのは面白いですね。
一方でまるで変わってしまったこともあったり。

>>13は斎藤緑雨という人のコラム記事をまとめた「緑雨警語」にあります。
書き忘れてしまったので追記しておきます。

亭主は炎天で日に焼け機械場でホコリと石炭を浴びる

細君は昼湯を浴びてこってりと化粧をする

夕方に顔を合わせれば亭主は真っ黒、細君は真っ白

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>>24
緑雨警語は昔神戸に住んでいた時に図書館で読んだことがありますね懐かしい
高校の宿題で調べものをしに行ったんだったかな？

ほとんど内容は覚えていませんが
確かに今の時代でも通じることが多かった印象ですね

狂言を見に行った夫婦が
太功記であばら家に美しいお姫様がるのは変だねと話す

しかし自分たちの家に帰れば
そこもあばら家でお出かけ用の服だけ立派

「きっと武智光秀も僕らと同じような暮らしだったのだろうね」というオチ

※太功記は明智光秀をテーマにした狂言で、明智光秀は謀反人なので姓を武智に変更している
　同じ発音の太閤記は豊臣秀吉がテーマ
　
https://i.imgur.com/dckZszs.jpeg