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おれが読んだ本の感想を淡々と流すスレ

2023年10月08日
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14. おれ

2023年10月12日 11時00分 ID:67ef721e24 (1/5) ID抽出 返信

『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない』

著者 青野慶久
PHP 2018年

サイボウズ取締役社長である青野慶久さんが日本の会社というものについて書いた会社の構造からサイボウズ自体のユニークな取り組み、そしてこれからの会社という形態に関してかいた本である。

この本の面白いとおもったところは、会社は実在しないという前提を置いた上で、じゃあ、会社というのはその会社の代表が考えて動かしているのであり、その会社の代表が信頼できるかどうかそこを見ることでこの会社でやっていけるかどうかの判断軸が取れるというところだ。

確かに会社というのは9割中小企業であり、中小企業では代表の権限というのはおもった以上につよいのだろう。以下引用

カイシャの取締役が持つ権力は強く、例えば、自分の年棒をいきなり1000万円増やすようなことが、平気でできてしまいます。

ほとんどの日本企業に当てはまっているのだろう。
このような中での自衛手段として、信頼できるかどうかというのは覚えておいて損がないだろう。
他にもいろんな、会社に関することや働くということに関して書いているので、自己啓発本に飽きた方にどうぞ!

15. おれ

2023年10月12日 17時00分 ID:67ef721e24 (2/5) ID抽出 返信

600字という字数制限があるので
必然的に新書系統が多くなりそうですね…

16. おれ

2023年10月12日 17時01分 ID:67ef721e24 (3/5) ID抽出 返信

『ヤングケアラーってなんだろう』澁谷智子著 ちくまプリマー新書

最近ニュースでも話題になっているヤングケアラーに関してその実態を分かりやすくまとめた本
まずケアに関する社会の流れ、ケアの実態、当事者の語り、最後にヤングケアラーをサポートする人たちを紹介している
そもそも今の社会は経済領域の生産(何かを産み出す、成果をあげる)の部分ばかり重要視され、再生産(生産をするための準備の領域)の部分はおろそかになっており、その付けが回ってきていると言うのは膝を打った
ケアの領域は言葉で言い表すことが難しくそのためはっきりとこれはケアなのかケアじゃないのか分けることは難しい
ややもすると過重労働になりやすい傾向がある
それはつまりやりがい搾取に繋がってしまうということでもある
ここの問題をいかに解消できるかが今の福祉業界の分岐点であるのかもしれない

18. おれ

2023年10月12日 22時53分 ID:67ef721e24 (4/5) ID抽出 返信

>>17
水谷緑さんの『精神科ナースになったわけ』はよみました
すごい興味深いですよね

精神科ナース以外にもそういう本書いてたんですね
ちょっと読んでみます

19. おれ

2023年10月12日 22時55分 ID:67ef721e24 (5/5) ID抽出 返信

『ストレッチ』
漫画アキリ 小学舘

こういう漫画もちょくちょく挟んでいきます
まずは手始めにコレ

女性二人のルームシェア生活を基盤としながら、そこにストレッチというテーマを盛り込んでいる
読んでるだけで身体もほぐれるようなそんな漫画です
全4巻であり、内容的には日常ものといった感じですが、少しシリアスな場面もあるのでそこが虚をつかれるかなと思います
まぁ、そこは柔軟に対応していきましょう

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