15位　戦闘！ジムリーダー(剣盾)
作曲:足立美奈子　編曲:不明

ガラル地方のバトル自体を興業・スポーツとして発展させているという特徴を音で表した、洋楽チックなテクノ調の曲になっている。
従来のbgmと違い、ゲーム内の状況によって曲が変化していくのが特徴で、
例えば主人公側が相手を倒して優勢に立った場合は明るいポップなフレーズ、
逆に倒されて劣勢となった場合は緊張感のあるベース音が際立つ。
この滑らかな曲調の移りが戦いの流れをそのまま体現しており、
この点は足立氏のゲーム内の特徴を音楽に落とし込むような作風の最終形と言え、自然と心が熱くなる演出は剣盾のbgmとしても屈指の人気を誇る。

14位　戦闘！ゲンシカイキ
原曲:増田順一　アレンジ:足立美奈子・黒田英明

ゲンシカイオーガ・グラードンとの戦闘BGM。
陸と海の覇者たる荘厳さを感じさせる鐘から始まり、
重々しいティンパニーからのストリングスで決してテンポは速くないながらも畳み掛けてくる。
基本的な部分は原曲である「戦闘！超古代ポケモン」と同一だが、効果音を中心に大きくアレンジが加えられている。
各楽器自体元のGBA音源と比べてリバーブのかかった妖艶な音色に変わっているほか、逆再生のような不安定な音や風の音、「ゲンシ」に戻る事を象徴するように時々GBAの音源が入って来るなど凝った作りが魅力。

おおぉぉいっぺんに貼れや

>>3
すまん普通に文章即興で作ってたわ
おっちゃんねる過疎やしいけるやろと思って

レッド・ワタル ラストバトル(HGSS)
原曲:増田順一　アレンジ:景山将太

初代ポケモンのOPデモのフレーズから始めるという、前作プレイヤーへのサプライズの意味合いを含んだbgm。
静かなイントロから段々と盛り上がる、精錬された王道なラスボス曲。
よく聴くとセキエイ高原のアレンジも入っている。
全体的に無駄の無い作りで、緊迫感のある主旋律、重厚感のあるベース、威厳のある効果音と役割がはっきりしており、シンプルながらも独特なポケモンならではの雰囲気を出している。

続けたまえ

12位　戦闘！ウルトラネクロズマ
作曲:増田順一　編曲:一之瀬剛

ルナアーラ(ソルガレオ)の光エネルギーを取り込んだネクロズマとの戦闘曲。
元々ネクロズマは「かがやきさま」と呼ばれる光の神であったが、光を失い、このウルトラネクロズマは取り込んだ光を使ってかつての姿を擬似再現した姿である。
そういった背景もあってか、ウルトラメガロポリスのフィールドbgmや戦闘！ソルガレオ・ルナアーラのフレーズのアレンジが多く含まれている。
複雑すぎず、大人しすぎずの絶妙な旋律から神聖さを感じられる。
勿論曲自体とても荘厳だが、ゲーム内でチートレベルの強さだった為負ければ負ける程余計に重々しく思えてくる。

11位　戦闘！フロンティアブレーン(ホウエン)
作曲・編曲:一之瀬剛

(pt・HGSSに同名の曲があるが別曲とする)
圧倒的な力を持つにも関わらずストーリーには一切登場しない、純粋な強さを表した雄大な曲。
前半部分は一之瀬氏特有の力強い低音が目立ち、一筋縄ではいかない突破の困難さを感じるが、後半からサビにかけては一転して明るい曲調に。希望が見えて来る瞬間やバトルするもの同士の熱意が表れている。
全体的に癖のあるGBAの独特な音色を上手く理解し、振動や高低差を巧く利用した高度な作りに仕上げられており、まだ戦闘曲の経験が少ない中でこれをやってのけた一之瀬氏は本当に意味が分からない。

10位　決戦！N
作曲:増田順一　編曲:一之瀬剛

ストーリーのクライマックス、Nとの最終戦で流れる曲。(道中での勝負で流れるのは戦闘！Nで、この曲と比べ盛り上がりを抑えた作り)
コードが存在しない、特殊すぎるメロディなど王道さに中指を立てたような異端な内容であり、メロディが素数で出来ているという逸話はあまりに有名。
抽象的な効果音が多く使われていたり、音が予想外の動きをしたりと不気味な曲調だが、Bメロからサビへの段々と盛り上がり最後に爆発する流れはとても美しい。

今日は9〜6か

9位　戦闘！ギラティナ(pt)
作曲:増田順一　編曲:一之瀬剛

オリジンフォルムのギラティナとの戦闘曲。
ギラティナの叫び声から入るといきなり調子の狂った逆再生音が入り、駆け上がるような禍々しいフレーズ、と思ったら若干落ち着いて、激しいバスドラム…と最後まで目紛しく変化する。
全てが不安定な破れた世界を速度の変化や歪んだエフェクトで表現している。
全体的に逆再生音が多く使われている為、この曲を逆再生しても聴けなくはない感じになる。
というか普通に格好良い。

8位　戦闘！ユクシー・エムリット・アグノム
作曲・編曲:増田順一

通称UMA戦。
UMAというと可愛げのあるイメージが強いが、この曲は重々しいベースが特徴的な緊迫感のある曲になっている。
準伝説とはいえ創造神の分身なので、「人には理解できないもの」という怖さを前面に出していると思われる。
また、同じく創造神の分身であるディアルガ・パルキアのBGMは明るく美しい曲調なので、それと対比させているとも考えられる。
リメイクのBDSPと派生作のLEGENDSでアレンジがされているが、BDSPは低音が弱く不評。
LEGENDSはbpmもフレーズの並びも大きく変わっている神秘的なアレンジで、ほぼ別曲となっている。

ええぇぇもう完了なの？肝心のコガネシティは？？

ルビー・サファイアのダイゴ戦と金銀の自転車が好き

>>13
すまん文章一気に書くのに慣れてなくて詰まっとる
仕事帰って来たら書くわ、すまん
あと一応戦闘曲だけのランキングやで、でもコガネシティは好き

こうなると何でワイは立てる前に書きだめしておかなかったんだ、アホなんかなワイ

7位　戦闘！オリジンディアルガ・パルキア(仮)
作曲・編曲:不明

＊まだサントラが発売されていない為詳しい情報は不明
暴走したディアルガ・パルキアとの戦闘曲。
まさに時空が歪み曲がっているような和風感ゼロのユーロビートで、
見た目も音楽もずっしりとした通常ディアパルの後に戦うというのもあり「異界の怪物」感が溢れ出ている。
完全な別曲と言って良いほどの大胆な改変だが、所々ポケダンシリーズの名曲である「けっせん！ディアルガ」のアレンジと思わしきフレーズが入っていたりと粋な計らいがあったりする。

6位　戦闘！伝説のポケモン(bw)
作曲:増田順一　編曲:一之瀬剛
三闘、三おじ他との戦闘bgm。
全体が不気味な不協和音で構成されているが、段々と癖になっていくスルメ曲。
迫って来るイントロからおどろおどろしい効果音、芯の強いパーカッションと序盤から並大抵ではない。
その後も中核は変えずに進行していき、不安定さと軸の強さを両立した絶妙さを保ったBWの雰囲気を示している。
中盤のテンポの変化や不自然な高音も不気味な様子だが、不思議と心地よいのがまさに秀抜。

シロナ戦は何位かな

>>5
この特性は目覚ましアラームとして最高やわ

5位　戦闘！レシラム・ゼクロム
作曲:増田順一　編曲:一之瀬剛

レシラムとゼクロムの美しさを象徴するような勇壮なbgm。
伸びのある鮮やかなメロディーと重みのあるドラムが気持ちいい。
また、実は各ポケモンによってbgmに微妙な違いがあり、ゼクロム版は中盤の間のSEが雷鳴の音、レシラム版は火炎、キュレム版は虚無となっている。
キュレム版に関しては違いはこれだけではなく、少し抜けている部分があったり、前半にスラップベースが入っているなどアレンジが入る。
キュレムは元の姿から真実と理想が抜けた抜け殻の様な存在であり、そう言った背景の上だと雄大なメロディーもどこか虚しく感じるのが不思議な所。

4位　戦闘！デオキシス
作曲・編曲:増田順一

宇宙の底知れなさや摩訶不思議な感覚を体現した様な曲。
GBA音源のお家芸とも言える鐘から始まり、何とも言葉で表し難い電子音が奇怪な雰囲気を醸し出す。
そこからのうねるような機械音と駆け上がる籠った音、どこか民族感のあるドラムの組み合わせが凄まじい中毒性を出しており、まさにスルメ曲。
その後のメロディーもGBAの音色を120％活用されていて、伸びのある音により得体の知れない独特なムードが感じ取れる。

みてるでー！！

四位止まりというのは準決勝戦が膠着化っとるってことか

3位　戦闘！チャンピオンアイリス
作曲・編曲:佐藤仁美

ポケモンbgm界の名曲として発売当時から今まで色褪せない人気を誇る一曲。
従来のチャンピオン戦は威厳やカリスマ性を表すロック調で力強い曲風だったが、この曲(とアデク戦)はそのイメージを覆すかのように明るく希望に満ちた様子を感じさせる。
これは佐藤氏のキャラクターの感情を音使いに投影する作風の表れでもあるのだが、
そもそもこの曲の流れるBW2というゲーム自体「ポケモンを人間が使役する事の是非」という異質かつ核心をつく題を中心としてストーリーが進められ、かつその内容が重く考えさせられるものであった。
しかしそのラストの戦いの相手が純粋にポケモンを愛するアイリスであり、その戦いで流れるのがこの曲。
そう言った背景があるからこそ幻想的な音が際立つ。

ちなみに佐藤氏の趣味なのか駄洒落の様な小ネタがあり、
銅鑼の音→銅鑼ゴン→ドラゴン
それが2回なる→双竜→サザンドラとオノノクス？
という面白い言葉遊びが含まれているらしい。

>>21
ポケモンとは関係ないけどPSPのスパロボAは全然Aの雰囲気が出ないのは音源のせいだと思った記憶がある

あららぁ二位と一位がなくなったのは悲しい

2位　戦闘！ウォロ(仮)
作曲・編曲:不明

＊まだサントラが発売されていない為詳しい情報は不明
槍の柱にて黒幕であることを主人公に明かした真ウォロとの戦闘曲。
バイオリンとピアノ主体の静かなオーケストラで、フレーズの大部分がシロナ戦とその前奏のアレンジで構成されている。
ラスボスらしい壮大なイントロからピアノのアルペジオ、タメを入れてからチャンピオンシロナのアレンジが始まり、元のチャンピオンシロナのアップテンポで勇ましい印象から静かで物悲しい印象に変わっている。
中盤からフルートが鳴り、それを後から追ってやがて追いつくバイオリンが主人公とウォロの関係を表している？
ちなみにlegends発売前にポケマスEXにてギラティナと組んだシロナとのイベントを開催していたのだが、そのシロナとの戦闘曲の流れがウォロ戦と一致しており、ギラティナとの関わりの点から伏線だったのではという話もある。

https://i.imgur.com/z1HUrSf.jpg

なんだかんだ言って初代のラストバトルが好きだわ
四天王倒して終わりだと思った時にライバルが出てきて

この おれさまが！
せかいで いちばん！
つよいって こと なんだよ！

これで戦闘突入ってのが熱い

楽しいのになぁんで悲報やったかな

1位　戦闘！ギンガ団ボス
作曲・編曲:増田順一

感情を無くすというウォロとは真逆の理由で世界を作り変えようとしたアカギとの戦闘曲。
Aメロはアデク戦にも似た明るいメロディーだがベースは重く、アカギの生い立ちをなぞる様な雰囲気。
Bメロに入るとティンパニーや鉄琴など打楽器の主張が激しくなり、芯の強い思想が感じられる。
ティンパニーはアルセウスなどdpptの曲に多く使われているので特徴とも言える。
その後は段々と音が上がっていき宇宙味のある効果音でループ…と思いきや、クライマックスの余韻を残したような浮遊感を感じる音が加えられておりループはしていない。
フレーズは同じなので普通ならばループしても良いが此処でしないのが増田氏の変態な所。
全体の構成は感情が入り混じる様な複雑なものであり、感情を無くすという本人の思想と矛盾しているが、無機質さと人間味を両立した絶妙な雰囲気は曲を通して変わらずアカギの芯の強さが有る。
アカギというキャラクター自体複雑な設定なのだが、この曲はそれを纏めて微細な表現でアカギを表しており、戦闘曲として完璧といえる。